海外駐在を勝ち取る3つの行動

データサインティストについて

去年、上司との面談の中で「海外駐在とかしてみたいんですよねー」と漏らした一言から始まりそうな新たな人生。

今回は、海外駐在という人参を目の前にぶら下げられながら日々の社畜生活を送っている私が、

 

どうやって海外駐在候補になれたのかを説明していきたいと思います。

(いや、駐在決まってからやるべきなんですが)

 

まずは上司に”理解”してもらう

海外駐在してみたいと思い立ったら、まずは自分の上司に相談してみましょう。

 

ゆたろ
ゆたろ

駐在してみたいんですよね~!

上司

海外駐在あこがれるようね~

ゆたろ
ゆたろ

(同意してほしいわけじゃないんだよなぁ…だが今はこれでいい。)

 

上司から具体的なアクションを提示されたらよいのですが、恐らく1回の相談では本気度は伝わらず、

話を合わせるだけで明確なアクションは起こしてくれませんでした。

 

しかし、まずはそれでいいのです。

上司に、「コイツはチャンスがあれば海外に行きたがるようなやつ」と刷り込ませておくことが重要なのです。

上司と1対1で話すタイミングやサシで飲みに行った際に「どうしたら駐在できますか?」と行動に移す意思があることを伝え、アドバイスをもらうこともしてました。

こうすることで結果的に後の伏線となったように思います。

 

願望だけではなく具体的な”アクション”を起こす

当たり前ですが「行きたい、行きたい」と願望を伝えているだけで夢が叶うほど、会社は優しくありません。

上司に「コイツは海外志向」というイメージを植え付けたら、次は実際に自分から具体的なアクションを起こすことが必要です。

私の場合は、

  • 海外の部署の人と直接連絡を取る
  • 社内制度を利用して一度本気度をチラ見せする

の2段構えで、意欲を見せていきました。

 

まず一つ目は、実際に海外ではどういった部署で何をしているのか?という情報収集&コネクション作りが主な目的です。

海外駐在を目指すのは良いですが、行って何するの?というところが明確でないと、

「行きたいというだけで具体的にやりたいことがないんだな。放置でいいか」

と思われてしまうと考えました。

しっかりと駐在でやりたいことを(ウソでも)伝える準備をするために、情報収集をしておこうというのが目的でした。

自分の現業と合わせて駐在したい動機が作れれば最強ですよね。

 

 

2つ目の社内制度についてですが、これは会社によるところが大きいかもしれませんが

弊社では常に「海外駐在募集!」の張り紙がしてあり、人を集めていました。

張り紙には駐在の条件が記載されており、私の場合はその条件を満たすことができていなかったのです。

私は、なんと自分の現業と海外部署のやってることが全く合っていないという状況でした。

 

しかし、条件を満たしていないことが逆にチャンスとなりました。

条件を満たせていないことを海外部署の人と相談することで、結果としてより強い意欲を見せることができたからです。

そして、募集要項に書いてあることはあくまで情報の一部であり、実際は臨機応変に対応してくれるということもわかりました。

 

ゆたろ
ゆたろ

募集要項を満たすことができないんですよね…これだと海外駐在は難しいですかね?

海外部署の人

募集要項にはそう書いてあるけど、臨機応変に対応は可能だよ。君、そんなに海外行きたいんだね?

ゆたろ
ゆたろ

はい、どうしても行きたいんです!

 

このようなアクションを積極的に取ることで、海外部署の人からも「意欲のあるやつ」認知され始め、外堀を少しずつ埋めることができたように思います。

現に、海外部署の人が人事とも連携してくれたようでした。

 

もしもの時のために”英語の勉強”は欠かさない

海外に行きたいというのであれば、英語の勉強は欠かさずするようにしましょう。

そもそもある程度のTOEICスコアを取っていないと、ルール的に駐在できないというケースもあります。

 

弊社もそうですが、まだまだ英語を話せる人材は少ないです。

少しでも「アイツは英語が少しできる」と思わせておくことで、思わぬチャンスがくるかもしれません。

 

実際には、ある程度英語の素養がない状態で海外駐在してしまうと、かなり苦労することになると思います。

何もかも新天地な状況で勉強しながら慣れていくのはハードルが高いです。

話せるようになるのは海外に住むようになってからと思いますが、英語力ゼロはきついので日本にいるうちにできる準備はしておきましょう。

 

結局、海外駐在の話はどうなったか?

社内の異動制度を利用したり、海外部署の人に相談をしていたところ、最終的には直属の部長に話がいったようです。

そして、

 

部長

社内の異動制度を使うと部署が変わり、キャリアが無駄になる。

ちょうど海外との仕事があるから、今の部署から駐在できるよう調整しよう。

ゆたろ
ゆたろ

ありがとうございます!部長に一生ついていきます!

 

ということで、部内の風向きがガラッと変わり、プロジェクトと絡む形で駐在候補になることができました。

ここまで費やした月日は1年ほどかかりました。

海外駐在に必要なのは行きたいという意思を見せ続けることと、後は運ということがよくわかりました。

 

海外駐在を希望している人はぜひ自分から積極的にアクションを起こして、夢を掴みましょう!

 

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