在宅ワークと家事育児【データサイエンティストが語る】

子育て

「育児と仕事の両立は難しい。」

子育てを経験した方であれば誰しもがそう思うんじゃないでしょうか。

そして、

「嫁さんが育児担当、旦那さんが外で働きに行く。」

これまではこの役割分担が当たり前だったのだと思いますが、昨今はそうではないように思います。

そう、在宅ワークという素晴らしい働き方が世に浸透してきたおかげで、仕事と育児の両立がめちゃくちゃしやすくなったんではないでしょうか。

 

私もコロナの脅威が広まってからは在宅ワークが基本の働き方になりまして、その恩恵を強く感じています。

 

多少夫目線にはなりますが、在宅ワークと家事育児について経験から感じたことを簡単に書いていきます。

 

育児における在宅ワークのメリット 良好な家族関係を保つことができる

在宅ワークのよところは何といっても通勤がなく、家のあれこれに対応が可能なこと。

一見、当たり前のように思いますが非常に大きなポイントになります。

なぜならば、妻の家事、育児に積極的に参加することで家庭における夫の地位または存在意義を確保できるからです。

 

残念ながらいつの時代も夫という存在は家庭内のカースト制度の最下位にいます。

つまり、冷蔵庫の下にいるゴキ〇リや網戸にくっついているカメムシと同じ階級なのです。

その理由は簡単。

”夫は家事をしないから”

これに尽きます。

協力的な夫であれば空いた時間に家事を手伝おうとしますが、結局段取りが悪かったり、妻のプランからズレていたりすることで逆に「仕事を増やすありがた迷惑な面倒なヤツ」の烙印が押されてしまいます。

 

しかしながら在宅ワークによって十分な時間が生まれることで家事や育児を”手伝う”という生ぬるいアクションではなく、”一端を担う”という完全分業制にシフトさせることが可能なのです。

これによる効果は、

  • 妻の負荷だけでなくストレスも減る
  • 妻の睡眠時間が確保され、性格が少し穏やかになる
  • 家族とのコミュニケーションが取れ、良好な家族関係が築ける
  • 夫の家庭内ランクがそれなりに上昇し、発言権を得ることがきる可能性がある

もしかしたら今夜あたり奥さんからのお誘いがあるかもしれません。

どうでしょう?良いことばかりではないでしょうか。

私としては自分の趣味の時間確保のための交渉がしやすくなったことが一番のメリットだと思っています。

 

いいですか。繰り返しになりますが家事や育児を”手伝う”と言うのはNGワードとなります。

完全に分業なのです。

 

しかしながら、メリットばかりではありません。

なかなか気づきにくいデメリットが存在します。

 

 

育児における在宅ワークの注意点 効率重視になりがち(特に夫が)

夫が家事や育児の一端を担いつつ仕事をして生活費を稼いでくると、注意しないといけないのが夫婦間のパワーバランスです。

家事や育児に慣れないうちは、ベテランである妻が主導権を握っていますが、人間やっていくうちに要領を掴んできて成長します。

私の偏見かもしれませんが男という生き物は仕事を効率的に終わらせたがる傾向があるように思います。

ある程度家事や育児ができるようになると、次はいかに時短でタスクを片づけることができるか?に注力してしまいがちなのです。

 

結果として「仕事もやりつつ、家事や育児も時短でこなせる俺えらい」となり、妻に対しても同等レベルのタスク処理能力を求めてしまい、夫婦間に軋轢が生じる可能性があります。

金も稼いで家事や育児も完璧にこなされてしまっては、妻としても居場所がなくなってしまうように感じてしまうので注意が必要です。

 

しかしながら冒頭にもありますが効率が全てではありません。

実際に私も仕事をしながら家事・育児もこなして奢り高ぶっていた時期がありましたが、妻の泣きわめく赤ちゃんをあやす姿を見てあることに気が付きました。

「おしゃぶりを突っ込んで放置すればすぐに泣き止むのに、わざわざ抱っこして落ち着くまで背中をさすってあげている…だと?」

「そうか、家事は効率化を目指しても良いが、育児は効率が全てじゃないんだ」

愛情とは何か?を考えさせられる一面でした。

女性のもつ本能的な優しさ(母性?)というべきでしょうか?普段から効率を求めるばかりでそういった赤ちゃんとのスキンシップの観点が私には欠落していたことにショックを受けました。

 

まとめると、家事においては効率化を目指すべきだが育児は効率が全てではなく、時間をかけて赤ちゃんの成長にとって何が必要か考える必要がある。

ということです。

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