データサイエンティストといえば幅広い知識が必要なスーパーマンみたいな職業と言われることが多々あります。
実際に、データサイエンス協会でもデータサイエンティストに必要な能力は「ビジネス力」、「データサイエンス力」、「データエンジニア力」の3つの領域としており、これらの能力は持っていれば持っているほど優秀なデータサイエンティストと言えます。
しかしながら私がお客様の状況を見たり、課題を聞いたりする中で実際に求められていることは上記の3つの能力よりも、プロジェクトを上手く成功に導くことができるプロジェクトマネジメント力ではないかと思っています。
要するに、高い予測精度を持つモデルを作り出すことが求められるように、
「プロジェクトを成功に導く」≒「利益を産み出すことができる」
ことが強く求められているように感じます。
これまでは、”わが社も最新のAI技術に着手してるよ!”と、成功したかどうかは置いておいて、社内外にやってるぞアピールできればそれだけで良かったのかもしれませんが、昨今はAIという言葉が新しいものではなくなり、実際に成果を求めらるようになったのだと考えています。
そうなるとAIを使って実際に成果を出す必要があり、AIプロジェクトを成功させて利益を創出することに焦点が当てられます。
もうデータサイエンティストは一人の人格ではなく、それぞれ得意分野を持ったチームとして存在するべきでしょう。
むしろうちの会社もそうしてください、お願いします。
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