引越しの初期費用 値切り交渉失敗した話

引越しの検討中とあるYoutubeに触発されて初期費用を値切ろうと実践した結果、

見事失敗した話です。

失敗の理由は以下2点

  • 複数社の見積を比較しなかった!
  • 値下げ交渉のタイミングを間違えた!

以下詳細を説明していきます。

アホだなと思いながら読んでください。

 

初期費用内訳

まずは初期費用の内訳をみていただきましょう。

項目 金額(参考)
家賃 当月+来月分 200,000円 家賃2か月分
管理費 当月+来月分 16,000円 家賃2か月分
敷金 ゼロ
礼金 ゼロ
鍵交換費用 18,000円
クリーニング代 56,000円
害虫駆除サービス 15,000円
保証料 50,000円 家賃0.5か月分
仲介手数料 50,000円 家賃0.5か月分
合計 405,000円

 

家賃は参考までに2LDK10万円、管理費8千円でした。

都内にしては格安に近い家賃で、人気のある物件です。

それ以外の初期費用については一般的だと言えます。

過去に不動産屋から家賃5~6倍が初期費用の大体の目安といわれているので、その範囲内ということになります。

 

一体、いくら値下げに成功したのか!?!?

不動産の担当者に半ギレされながらも交渉した結果、、、、

 

 

値下げ0円 ドーン!

 

大失敗、大敗退、大殺界です。

「害虫駆除サービスは断ることができる(キリッ」って多くのサイトに書いてあったので不動産屋に盾突いて交渉したのですが1円も値引きしてくれませんでした。

害虫駆除サービスについては、クリーニングを行っており、また内見時に壁紙などを張り替えるタイミングだとも言われており、私にとっては本当に必要ないモノでした。
(ネットで見ると一番のぼったくりポイントって書いてあるし…)

必要ないと言っているものを売りつける商売はどうなんでしょうね。

 

その他の項目に関しても「弊社物件はどれも必須」と言われてしまい、値下げ交渉は失敗に終わりました。

 

厳しすぎる・・・恐るべし不動産業界

 

ネットに情報があふれる昨今だからこそ、騙されまいとたくさんの消費者が勇気を振り絞って値下げ交渉に及んだものと思われます。

その結果、不動産業界も対処法を学んだということでしょうか。

舐めてました。ここまでやるとは…

 

敗因

今回、価格交渉に失敗してしまった経験を共有いたします。

同じを轍を踏まないよう、注意していきましょう!

敗因1 複数の不動産会社の見積をチェックしていなかった

これは通常賃貸を借りるときは必須と言える必勝法と言えます。

物件を探しているとき、ついつい家賃と管理費ばかりに目が行きがちですが、家賃と管理費は大家さんが決めること。

つまり、物件を取り扱っている不動産会社はどこを選んでもこの家賃と管理費は変わらないのです。

ではどこで差がつくか?というと、

  • 仲介手数料
  • 消臭、虫駆除
  • ○○24時間サービス
  • 火災保険

あたりです。

これらの項目は各不動産会社によって価格が変わってきます。

必ず複数社に見積を出してもらって比較するようにしましょう。

私の場合、そもそもお目当ての物件について1社の不動産会社しか扱っておらず、見積比較ができなったという背景がありました。

中にはそういった物件もあるので注意が必要です。

 

 

敗因2 値下げ交渉の時期を間違えた

これはかなり大きかったと思います。

私が値下げの交渉をしたのは内見、審査も終わり、契約内容の最終確認をしているタイミングでした。

これが失敗ででした。

この交渉を行ったタイミングではすでに今住んでる前住居の賃貸を解約する手続きを行っていたのです。

少しでも家賃が重なってしまう期間を少なくしようとしたのが原因でした。

当然、他の物件を探している時間はありません。

つまり、「値下げができないなら他の不動産屋に行きます」という最強のカードを失った状態で交渉に挑んでしまったのです。

 

皆さんはこんなことにはならないよう、見積を出してもらったらすぐに確認をして時間と心に余裕をもって値下げ交渉に挑みましょう。

また、値下げのやり取りをする場合は必ずメールなど記録が残るようにしましょう。

世の中まともな担当者ばかりではなく、口頭だからこそ不都合なことを誤魔化して説明する不動産屋もいます。

後で言った言わないの不毛な争いにならないようにしっかりと記録を残す必要があります。

 

 

その他の物件選び中のエピソード(おまけ)

内見中に突然の電話対応

内見をする際には、不動産屋の人と一緒に物件を回ることが多々あります。

複数の物件の内見を行い、だいたい本命かな?と思っている物件に差し掛かると、それまで親身に付き添ってくれていた不動産屋さんが目の前で突然電話を取り出します。

そして電話を終えると、

「今同じマンションの他の空き物件に予約が入りました。」

とか

「前に見た物件(2~3番目くらいの物件)にちょうど今申込みが入りました」

と告げられます。

 

怪しい…

 

3月など引越しピークではあり得ないと言い切れませんがあまりにもタイミング良すぎますよね。

100%営業の胡散臭い芝居だと思います。

しかしながら、私はこれを”やさしい嘘”と呼んでいます。

不動産屋の目的は定かではありませんが、きっと決めかねているお客様の背中を押しているのだろうと予想しています。

不動産屋がおもむろに不自然な演技をし出しても、そこは優しく見守ってあげましょう。

悪気はないのです。多分。

 

まとめ

さて、私の体験から学べることは何かありましたでしょうか?

以下もう一度確認しましょう。

  • 見積は複数不動産会社に出してもらい、比較する
  • 時間に余裕をもって値下げ交渉に挑む
  • 契約や値下げ交渉については絶対にメールで記録を残す

実際に値下げ交渉をしてみて感じたのは、ネットで調べた程度の知識では簡単にあしらわれてしまうということです。

向こうもプロですから、自分たちの利益を得るための対応はとってきます。

「うちは提示した見積内容を全て払ってもらわないと契約できない」

なんて言われたら困っちゃいますよね。

そんな中でも有効的なのはやはり複数社に初期費用の見積を出してもらい、比較し、そして値下げ交渉する(場合によっては安い不動産屋に変更する)ことだと考えます。事実を武器に戦うことがシンプルで強いです。

引越しは契約関係等複雑でいやになってついつい言いなりになってしまいますが、面倒くさがらずにしっかりと値引き交渉をしていきましょう!

物件選びには不動産会社だけでなく、担当者選びも重要!ということも片隅に置いておいてください。

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