奨学金を8年で返済しきったったwww

生活!

やっと返しました。奨学金です。といってもまだ一部だけですが。

自分の中でそれなりに思うところがあるのでブログにてお気持ち表明させていただきます。

 

6年間借りた奨学金の合計金額

自分は日本学生支援機構の奨学金を大学生~大学院生まで借りていました。

6年間借り続けた総額は、なんと800万円

普通にグレードの高い国産車や外車が買えてしまう金額です。

第一種奨学金(審査厳しめ、利子無し)を300万円

第二種奨学金(審査ゆるめ、利子あり)を500万円

といった配分で借りていました。

今回返し終わったのは利子ありの第二種奨学金の方です。

 

奨学金を借りた経緯

自分がまだ高校生のとき、大学に進学するか、卒業後働くかの二択に迫れていた時期がありました。

母親からは「さっさと働けば?」と言われ、

父親からは「自分の好きな道を選べば?」と言われていました。

自分はとくにこれといってやりたいこともなく、当時仲良かった友達がみんな大学に行くというので一緒に進学する道を選びました。

「やりたいことを見つけに大学に行くんだ!」と。

なーんにも考えずに

「俺大学行くわ」

と両親に伝えると、

「じゃあ奨学金借りて行きなさいね」

と言われ、あっさり承諾されました。

 

受験を経て私立の理系大学に無事合格し、奨学金も審査が通り、ついに入学が決まりました。

奨学金のガイダンスでは両親に言われるがまま、当時借りられる額のギリギリまでを申請しました。

あの当時、もっとよく考えておけばこんな借金抱えなくてもよかったのかなと今でも少し後悔します。

 

その奨学金、多すぎない?

月々振り込まれる奨学金は親に通帳ごと管理されていました。

親は奨学金で大学の授業料を払うだけでなく、奨学金から私のお小遣いを捻出していました。

その額毎月3万円程度。いわば手懐けられていたのです。

そんなある日、当時いくらアホな私でも「毎月10万円以上奨学金借りていて、授業料で余った分をお小遣いとしてくれるなんて将来大丈夫かな?」と疑問を持つようになり、ついに親に聞いてみました。

「奨学金、自分で管理するから通帳くれ!」

「だめだ!ダメダメダメ!」

この一点張りで、結局最後まで通帳を渡してくれることはありませんでした。

今思うと、当時うちの親は脱サラし、個人事業となってからあまり上手くいってなかった様子を子供ながら感じ取っていたので、すぐに察しがつきました。

 

ついにやってきた、返済開始日

大学、そして大学院を卒業後、無事にそれなりの企業に就職することができました。

社会人になって一年目の、秋ごろ、一通の手紙が届きます。

そう、奨学金返済に関する手続き書類です。

入社してからしばらく経過し、仕事面もプライベートも落ち着いてきたころにその手紙は残酷にも届きます。

借りたもんは返さないといけないから、そりゃそうだよなぁと自分に言い聞かせながらもその月々の返済額に驚愕

なんとその返済額

 

毎月4万2千円!!

 

しかもこれが…

 

20年間!!!!!!!

オッタマゲーーーー!!

この金額、こちら側の給料額なんて一切考慮されずにほぼほぼ強制的に決まります。

(もちろん支払いに対して減額処置や遅延処置といった対応はしてくれるようです。)

 

無理な返済計画を進めるも…

幸いにも当時はまだ実家暮らしの子供部屋おじさんだったこともあり、もらっていた給料の大半を奨学金返済に費やすことができました。

奨学金=借金。そして借金に対しては悪いモノという認識が自分の中で強く、無理な返済計画を企ててしまったのです。

その代償として私生活はかなり制限されました。

昼食は自炊、飲み会は基本パス

社会人になって大きな買い物などほとんどしたことがありませんでした。

そんなある日、大学院卒なのに手取り20万円にも満たない給料に対して15万円を返済に充てる生活に嫌気が指し、精神的にも辛くなってしまいました。

 

毎日働いてもお金が自由に使えないストレス、返済時に繰り越し返済をする手続き、そもそも少なすぎる給料

全てが嫌になり、無謀な返済計画は1年ほどで破綻してしまいました。

 

 

とりあえず一度忘れよう

奨学金の返済についてはは繰り越し返済など自分で何もしなければ自動で銀行から引き落とされます。

いつからか自分は、奨学金返済は毎月払うスマホ代のように勝手に引かれる項目の一部として考えるようになりました。

そう思うことで少しは気持ちが楽になりました。

 

が、

 

同時にこんなことを悲観的に思うようになりました。

「奨学金を返し終わるころには40歳を超えてしまう」

「こんな多額な借金を抱えて結婚はできない」

当時付き合っていた彼女は幸いにも奨学金に対して理解を示してくれた一方で、やはり結婚の時期について度々ケンカしていました。

 

そんなタイミングで訪れたのが、会社から1年間の海外赴任の話。

詳しくはこちらのブログで語っております。

この海外赴任が自分にとっては好都合でした。

  • 給料が増える
  • 生活費の一部が会社持ちになり貯金ができる
  • 結婚の話を1年間寝かせることができる
  • 1年間奨学金返済から離れられる(日本の通帳を見なくなる)

自分は本当に運が良かったと思います。

貯蓄が増え、精神的にも楽になり、人生の選択肢を増やすことができました。

 

まとめて返済する決意

海外から帰任後、転職、投資、結婚、趣味の充実と様々なことを行いました。

その当時400万円くらいの貯金ができていたおかげで、気持ち的にも楽になり、自分のやりたいことができたのです。

 

転職してしばらくが経ち、忘れかけていた学金の返済状況を久々に確認すると、第二種奨学金の残りの返済額がちょうど折り返し地点にきていました。

入社して間もない頃の無謀な返済計画がここにきてその効果を実感することになりました。

もともと20年間で返済するプランで、プラン通りであれば残り12年間払い続けなければならない奨学金が、残り半分となっていたのです。

 

まもなくして彼女との結婚が決まったのと同時に、残りの奨学金を一括でまとめて返済できるくらいの貯金が貯まりました。

そして翌月、貯金が大きく減ってしまうけど、結婚のためにまとめて返済してキレイな体になる決意をしました。

最後の繰り越し返済の手続きを行い、様々な辛い思い出とともに第二種奨学金の返済を完了させることができました。

手続き完了後、不思議なことに自然と涙が出てきました。

 

最後に

自分自身、800万円の借金を背負う価値のある人生なのだろうか?と脳内反省会をよくします。

今思えば、高卒で働いて貯金を貯めた後に大学に進学するルートが最強だったんじゃないか?とも思います。

歳は重ねてしまいますが、社会の厳しさを知った後の方が勉強の意味をより理解できますし、奨学金の負担も少額で済みますからね。

 

正直、当時何も考えずに奨学金を借りてしまったことについては今でも反省しています。

両親に乗せられた部分も多少はありますが、そんな両親を恨むことはありません。むしろ大学進学を否定しなかったことに感謝です。

奨学金のおかげで充実した大学、大学院生活が送れ、しかもそれなりの企業に就職できたことは事実です。

 

奨学金を借りる理由は様々だと思います。中には経済的な理由で大学進学を諦めようとしている人に夢を与えることができるかもしれません。

ですがその代償は大きく、社会人になってからかなりのマイナススタートになることを覚えておいてください。

自分はたまたま、奨学金の力で大学に進んだおかげで良い企業に就職できたので奨学金を無事返済することができました。

ただただ、本当に運が良かったのだと思います。

不運にもコロナによる影響もあり、多くの人が奨学金返済ができずに人生が破綻してしまうというニュースをよく見かけます。

あまり明るい話を聞かない日本において、奨学金を借りて大学進学することはもはや攻撃力の低い諸刃の剣だとも思っています。

これから奨学金を借りようとしてる学生さんや、その両親に知っておいてほしいことは、奨学金を借りるのであれば、その仕組みや返済計画についてしっかり理解することはもちろん、同じ大学など境遇の似ている先輩たちが奨学金を借りてその後どうなっていったのかをきちんと確認することが大切です。

 

蛇足ですが、

奨学金を返し終えたら今度は家のローン、車のローン。

人生って本当何なんでしょうね…。ただただ辛いです。

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