今回はデータサイエンティストになって1年の私が、データサイエンティストの転職事情について語ります。
データサイエンティストになってからというもの、様々なことを経験してきました。
未経験から2回の転職、そして給料アップ。転職者やインターン生の採用面接も行ってきました。
その経験を踏まえて語っていきたいと思います。
この記事を読んでほしい人
- データサイエンティストに興味のある人
- データサイエンティストになりたい人
データサイエンティストって需要あるの?
答えはYes
企業にとってデータサイエンティストは喉から手が出るほど欲しい人材と言われています。
その理由はコチラ、
- 社内にデータはあるが分析を行える人材がおらず、育成もできない
- そもそも転職市場においてもデータサイエンティストがいない
- 手塩にかけて育てたデータサイエンティストが高い給料を餌に転職してしまう
どれも本当によくある話です。
最近では大学でもデータサイエンスの授業を行っているところが増えてきたりと、やはりAI人材の注目度は高いと言えます。
企業によってはデータサイエンスの素養がある学生に対して年収1,000万円以上で採用したり、即戦力ではない人材に対しても多額のコストをかけて採用しようとするくらいです。
私がそうだったのですが未経験でも素養(学生時代に触れたことある程度)や強い興味があれば、採用してくれるケースも多くあります。
経験者であればそれはもう有名企業からも引っ張りだこ状態で、転職すれば年収アップは確実なんてことも、市場を賑わせている要因の一つかもしれません。
私の肌感覚からすれば、今後もデータサイエンティスト需要はしばらく高いままだと思います。
なぜなら、AIを導入して利益をちゃんと出せている企業は例え大企業であってもまだまだ少なく(数%)、かつ、データから生み出される価値は計り知れないからです。
過去に”データは現金よりも貴重”と語る経営者もいましたが、まさにその通りだと思います。そんなデータを扱えるのがまさにデータサイエンティストです。
人気がないわけがありません。
意外な学生がデータサイエンティストを目指す?
私がベンチャー企業のインターン採用面接をしているとき、驚くことがありました。
「えっ?文学部なのにデータサイエンティストを目指しているの?」
「心理学部でデータサイエンティストを目指しているの!?」
そう、データサイエンティストを目指しているのは理系の学生だけではないのです。
インターンの面接行っていると文系でも統計学を学んでいたりと、理系の学生に限らないことが衝撃的事実でした。
さらにインターン生に話を聞いていくと、
「ゼミでデータを扱うことがあり、よくRを使って集計をしていた」
「授業に数学はないけど、統計学はやっていた」
「趣味でKaggleをやっている」
ほとんどの学生はビジネス経験はないものの、ゼミや研究室で学んだという人が多かったです。
恐るべし、最近の大学生。
転職経験談!
ここからは、未経験からデータサイエンティストに転職した私の体験談を話したいと思います。
齢30 未経験からの転職
- 電気科の大学院を卒業後、某製造業に5年従事。仕事内容は製品開発と工場の設備技術。データサイエンスとは無縁の日々
- 機械学習に興味を持ち、Courceraで機械学習勉強しながら転職エージェントに相談。転職エージェントはIT系の転職に強いと言われているクリー〇&リ〇ー
- 転職エージェントから「未経験での挑戦は無謀すぎる」、「大企業は紹介できない」と言われ、中小、ベンチャーを中心に就職活動開始。期間は9月~11月ごろ
- いくつか受けて面接まで進み、好感触だった企業からSQLの課題(SQLは全くの未経験)を出され、見事に撃沈
- 11月ごろ5社中2社からデータサイエンティストとして内定ゲット。年収は450万円で(前職から約50万円ほどダウン)※面接のコツはコチラで紹介
やはり未経験からの転職となると年収面では不利になることが多そうです。
挑戦と挫折 ベンチャー企業からの涙の脱出(再転職)
- 入社後、2か月間でなんとかPJのリーダーを務めたが、自分のスキルの無さを実感して入社5か月目に転職を決意し、活動開始。転職エージェントはリクルー〇エージェント
- 中小企業での少ない経験が評価され、大企業を紹介してもらえたが書類で落ちまくる(4~5社は落とされました)
- やっと面接まで漕ぎ着けたとあるSIer系の企業。選考はスムーズに進み無事内定
- 転職期間はおよそ2か月間。年収も大幅にアップ(最初の製造業から100万円アップ)
- 現在、様々な経験を絶賛積み中
とまぁ、こんな感じです。
つらつらと自分の経験や体験を述べていきました。
なんの参考になるかわかりませんが、ぜひ参考にしていただけますと嬉しいです!
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